認知症老人徘徊感知機器とは?
認知症のご利用者様がベットやお家から出てしまった際にいち早く気づけるようセンサーを利用してお知らせする福祉用具になります。
早く気付けることにより、転倒や屋外への徘徊などを未然ができます。
徘徊を予防することはご本人様のけがを防ぐことができるほか、ご家族の精神的な負荷を軽減することができます。
徘徊感知機器の種類
センサーマットタイプ
センサーがついているマットを設置し、そのマットを踏むと受信機にてお知らせしてくれます。
商品例:家族コールAタイプ
レンタル:3スマートタイプで平均価格 1割で1か月/646円

センサータイプ
センサータイプは赤外線などのセンサーを利用し、センサーを通ると受信機にお知らせしてくれます。
センサータイプはセンサーを発信してお知らせを送るため、マットタイプより、感知範囲を広く対応することができます。
デメリットとしては、お布団やカーテンなどの些細な動きにも反応してしまうため、他の動くものがセンサー内に入らないよういする必要があります。
商品例:家族コールCタイプ
レンタル:3スマートタイプで平均価格 1割で1か月/660円
離床マットタイプ
離床マットタイプはベット上に設置し、ベットから起き上がると受信機にお知らせするタイプです。
商品例:家族コールBタイプ
レンタル:2ポケットタイプで平均価格 1割で1か月/649円
ドアセンサータイプ
ドアを開閉するとドアとドアに設置したセンサーが反応し、受信機にてお知らせするタイプです。
商品例:家族コールDタイプ
レンタル:3スマートタイプ平均価格 1割で1か月/593円
受信機の種類
徘徊感知機器はマットなどで反応して送信する送信機と送信データを受けっとって音楽を流したりする受信機(親機)でワンセットの商品です。
受信機は置き型タイプと持ち運びできるポケットタイプがあります。
また、最近では携帯電話にメールなどでお知らせを送信できる商品も増えてきました。日中、外に出ている時にも気づけるといったメリットがあります。
(商品例:家族コール ワイドタイプ)
まとめ
今回は認知症老人徘徊感知機器についてまとめてみました。
施設での利用が多いですが、昨今ではご自宅での利用ケースも増えてきていると思います。
注意が必要なのが、送信機が飛ばせる距離には限界がありますので、設置時に一番遠くでの場所で反応するかどうかは確認が必要です。
ベッドからの立ち上がりなどはいち早くかけつけることによって転倒などのけ予防にも繋がりますので、悩まれる方は一度、ご利用されることをおすすめします。
利用に関してはとても簡単で、レンタル品に関しては専門相談員の方が設置してくれると思います。
商品の種類もいろいろとありますので、使いやすく必要な商品を選びましょう。