今回は福祉用具専門相談員の仕事はきついのか?どんな大変なことがあるのか?といった内容を書いてみました。
福祉用具専門相談員の方には共感できる内容があると思います。
また、福祉用具専門相談員の仕事に興味がある方は、どんなことが大変なのかなんとなくわかるかと思います。
ただ、福祉用具専門相談員でも働いている会社ごとで体制が違うので、あくまで参考程度でお願いします。
福祉用具専門相談員の大変なこと・辛いこと
目標がある。

全ての貸与事業所にあるとは思いませんが、僕が働いてる貸与事業所には目標があります。
うちの会社では、住宅改修、販売品、レンタルの金額に目標が設定されています。
目標を超えない時は精神的に辛いと感じることがあります。
目標に対しての結果を全員が確認することができ、比べられるような発言や評価を言われることはありませんが気にしちゃいますよね。
また、後輩に抜かれたり、成績が悪い月はずっとこの状態が続くのではないか?とマイナス思考になってしまうこともあります…
でも、うちの会社では目標であってノルマではないため、怒られることもないし、追求されることもないので、まだましなのかもしれません。
ちなみに目標の金額は無理な数字ではなく、頑張れば達成できる現実的な数字です。
休みの日の緊急対応、休日出勤

うちの会社では、休日当番を設けていないため、何か緊急依頼があると対応しないといけないことがあります。
よくある内容が、お亡くなりになったための引き上げ、福祉用具の不調、エアーマットレスの納品などになります。
友達と遊んでいる時などに緊急の依頼があるとどうしようもない感情になりますね。

といっても、どうにもならないので頑張って対応します。
よっぽど対応ができない時は誰かにお願いしますが、どちらも嫌な気持ちになりますね…
頻度としては、1ヵ月に1回あるか無いかです。
後は個々の担当次第になりますが、休日に来てほしいという依頼です。
よくあるのが、家族の休みが休日しかないとか、遠方に住まいの家族が休日にくるとか、休日に退院するとかです。
担当によっては絶対行けませんと伝える方もいますが、僕は上記のような内容でしたら致し方ないと判断して出勤します。
(断れない性格でもありますが…)
うちの会社は休日に出勤したら、ちゃんと給料をつけてくれます。
苦手なケアマネさん・利用者対応

これはそれはそうだという内容ですが、嫌なケアマネさん・利用者の対応です。
うちの会社では、担当の居宅さんが決められているので、苦手なケアマネさんがいても担当の居宅さんを変えてもらえない限り、永遠のお付き合いとなるわけです。
また、利用者に関しても担当の居宅さんが変わらない限り、同じく永遠のお付き合いです。
昔、とても苦手なケアマネさんと利用者がいて、その時は精神的に追い込まれました。
今ではその方たちと関係はなくなりましたが、関わっている最中は、中々その関係性を打破することができず、自分なりの良い解決策を見つけることができませんでした。
でも、またその関係性を復活して解決したいかと言えば、Noです。(笑)
まとめると苦手な人とも半永久的に関わらないといけないということですね。
自分の力が至らないこと

これは自分自身の力不足なことが原因ですが、他の方の提案により、福祉用具を導入するときですね。
僕自身、福祉用具の専門職として関わらせて頂いてるので、ケアマネさんや他の専門職の方の意見で福祉用具が導入されるときは、悔しい気持ちになります。
また、あったほうがいいかなとか心の中で思っていたことを他の方に提案された時も、
提案できなかった自分にショックを受けることもあります。
でもそうやって1つずつ勉強をしていくことは悪くないことだと思うので、この内容自体は前向きな辛い内容とも思えます。
時間管理が大変。事務処理も多い。

アセスメント、納品や引き上げ、担当者会議に契約、モニタリングとやることがいっぱいのお仕事です。
時間管理をきちんとこなさないとやることが大量になり、パンクする可能性があります。
また、時間管理を自分でしないといけないというのが中々大変で、自分で予定を立てないとどんどん先延ばしになり、気づいたらクレームがたくさん!なんて人を何人も見てきました。
また、会社に帰ってきてからは事務処理(書類の作成など)があり、遅いときは21時や22時まで残っていることがあります。
早くても定時に退社できることは少ないです。
仕事をたくさん頂けて本当にありがたいですが、正直しんどい時は辛いと感じるのも事実です。
まとめ
今回は福祉用具専門相談員の大変なこと・辛いことをまとめてみました。
どんな仕事でも大変なことがあるので、自分の仕事だけがえらいとは思いませんが、書いてみるとそれなりにでてきますね。(笑)
でも大変なこととやりがい・充実感を差し引きすると、僕はやりがい・充実感が上回っていると感じています。
今後ももっと関わる方の生活をの質を高めることができるよう一生懸命に努めていきたいと思います。