今回は各メーカーのベッド用手すりや介助バーを紹介したいと思います。
ベッド用手すりの利用目的は立ち上がりや動作時の支えがメインです。
主な利用目的はどのメーカーも同じですが、
それぞれの特徴がありますので、メーカーによる違いを知って頂けたらと思います。
ベッド用手すりの注意事項

・ベッド用手すりの利用時には確実に固定して利用してください。
固定されていないと手すり部分が動いてしまい、転倒の危険性があります。
・ベッド用グリップ・介助バーは利用しているベッドと同じメーカーの商品をご利用下さい。
パラマウントベッド
スイングアーム介助バー KS-099A
平均レンタル価格:1割で1か月/179円
手すり部分は30°刻みで120°まで調整することができます。
手すりの固定はロックレバーを利用しており、角度調整は簡単に行えます。
ご利用者様ご自身でも操作しやすい商品だと思います。
パラマウントベッドの手すり部分は
ゴムがしっかりと効いており、握った際の滑り防止が図られております。
本体下側のレバーを回すだけで簡単に取り付けが可能です。

フランスベッド
ベッド用グリップ GR-510
平均レンタル価格:1割で1か月/115円
手すり部分の角度は、ボダンを押して垂直に手すり部分を持ち上げて調整することができます。
ご利用者様ご自身で操作を行うには少し難しく、
認知症などすぐ用具をいじってしまう方に向いているかもしれません。

プラッツ
自動ロック式ベッド用グリップ ニーパロ+
平均レンタル価格:1割で1か月100円
ニーパロは膝パッド付タイプがあり、膝が当たる部分は柔らかいクッション素材となっています。
取付は簡単なレバータイプです。

ニーパロ+は45°毎に手すり角度を調整することができます。
また、立ち上がり時などの手すりを支えにした際に、
手すり部分の固定を忘れて転倒する危険性があるため、
ニーパロ+は45°毎に自動的にロックする機能があります。
手すり角度を調整する際の解除ハンドルは
ユニバーサルデザインで握力が弱った方でも手のひらでを支えにして解除することが可能です。

シーホネンス
回転式アーム介助バー K-47R
平均レンタル価格:1割で1か月/169円
シーホネンスの介助バーの大きな特徴は、
手すり部分が最大で150°まで開き、調整角度は15°毎に固定することができる仕様となっています。
最大角度の150°で利用する場合は、手すりの占有スペースを最小に抑えることができます。
また、手すり部分のグリップは掴める範囲を広く、滑りにくい表面としてあります。
まとめ
今回はいろんなメーカーのベッド用手すりについてまとめてみました。
同じベッド用手すりでも各メーカーによって違いがあるんだなとわかって頂けたら嬉しいです。