みなさんやっていませんか?嫌われる福祉用具専門相談員(営業)の行動など

専門相談員のお話

福祉用具専門相談員の仕事は新規獲得に向けての営業活動や利用者様の対応など、人と関わることがメインの仕事です。

毎日忙しく仕事をしていると、つい客観的に自分の行動を見れなくなることってあると思います。

今回は福祉用具専門相談員(営業マン)として嫌われてしまう行動などをまとめてみました。

当てはまるなって思う内容があれば、今一度自分の行動や対応を見直すきっかけとして活用頂ければと思います。

1.強く商品を勧めたり、新規の依頼をがめつくお願いする

これはぐいぐい行けちゃう人がやってしまうことなんですが、商品の選定時に良かれと思って商品を強く勧めたりするのはNGです。

介護保険の原則として自己選択の自由があります。

そもそもその商品が良いとわかっていても、半ば押し付けられるように利用すると、利用していきたいと思う気持ちは生まれないですよね。

家族がご本人様に押しつけて利用させようとする際も、できるだけご本人様に納得して頂けるよう話を進める必要があります。

また、ケアマネさんに新規くれくれのお願いもあまりよくはないと思います。

関係性が出来上がってるのであれば、まぁいいかもしれませんが、(僕は言ったことありませんが…)

新規をねだられて、嫌だったとお話を聞くことが多いので、行動や対応力で新規を頂けるような専門相談員を目指しましょう。

清潔感のない恰好・見た目

これは常識的すぎる内容かもしれませんが、ケアマネさんから服装がだらしないとクレームをいれた話を聞いたことがありますので、あげさせて頂きます。

第一印象を決める大きな要素は見た目や服装です。

服装や見た目だけで悪印象を与えてしまうと、専門相談員のスキルが高くても、悪い印象でスタートしてしまいます。

注意すれば簡単に直せるのは見た目ですので、今現在の服装や髪型など、適切といえるかどうか確認しましょう。

また、ネクタイの角度やシャツが出ていないか、髪型に乱れかないかなど、訪問する前にはきちんと鏡で確認する癖をつけるのも1つだと思います。

時間を守らない

これも常識ですが忙しくなってくると、アポの間が短くなり、遅刻してしまう時も中にはでてきてしまいます。

5分や10分ぐらいならあの人は大丈夫かな?と思うこともありますが駄目です!

もしかしたら、訪問先の方があの人は平然と遅刻をする人だと思われ、ケアマネさんに告げ口される可能性もあります。

(利用者様からあの事業所はいつも遅刻してくるといった話聞いたことありますよね…)

忙しい中、面倒だとは思いますが、遅刻するときは一本電話を入れましょう。

逆に短時間の遅刻なのに、わざわざ電話を入れてくれて丁寧な人だなと感じてもらえるかもしれません。

フットワークが悪い

引き上げや納品、メンテナンスの依頼があっても中々行かない人っていますよね。

中でも、新規の依頼から契約まではめちゃめちゃ早いのに、追加などアフターの依頼が二の次になっちゃってる方はまずいと思います。

継続的にお付き合いしていく仕事のため、アフターの対応も新規の対応と同じぐらい大事です。

むしろ、追加などのアフターをきちんとできないとお付き合いできない人だとレッテルを貼られてしまうので、業務を後回ししすぎないように気をつけましょう。

話が長い・要点がわからない・落とし所がない人

これは誰でも嫌いだと思いますが、話が長い割に要点や伝えたいことがわからず、聞いてるだけでストレスになることってありますよね。

商品の説明に関しても必要なことは伝えないといけないですが、出来るだけ短くてわかりやすい説明が一番理解しやすいです。

商品の知識がたくさんあっても、長々と話せることは素晴らしいとはいえません。

利用者様、ケアマネさん、ご自身を含めて貴重な時間を割いているので、短くて要点を掴んだわかりやすい説明をできるように心がけましょう。

話すスピードが速い

これはついつい話していると自然になってしまう方も多いと思います。

専門職として同じことを何回もお話しする機会があるため、ついつい話すスピードが速くなってしまいます。

早口だと落ち着きがなかったり、急かされてる印象を与えてしまいます。

福祉用具を利用される方は、基本的には初めて新しい機器を利用されるため、商品を使うイメージや商品を早口で言われると理解するのが難しくなります。

また、ご高齢の方であれば、理解するのに時間がかかることもあるため、ゆっくり話すことを意識することが大事です。

早口になってしまいやすい場面として、自分の都合の悪いことを言われた時です。

利用者様から福祉用具が使いづらいと言われた時やレンタルをやめたいと言われた時は、つい焦って早口で話してしまうこともありませんか?

そんな時に早口で話しても、逆に信用を失ってしまいます。

落ち着いて話をした上で、福祉用具の再説明や変更、利用が本当に難しければ引き上げなどを検討していけたらといいと思います。

落ち着いて話すことのメリットとして、相手への安心感を与えることにも繋がります。

聞いた方もいると思いますが、アナウンサーの話すスピードが聞き取りやすい速さなので、意識してお話しできるようになれるといいですね。

まとめ

今回は福祉用具専門相談員の嫌われるような行動についてまとめてみました。

僕も普段から気をつけていますが、つい出ちゃうことがあるので、定期的に自分を見直すことが大事だと思います。

1つ1つの行動を意識し、福祉用具の知識以外でも、頼れる専門相談員として活躍できる方が増えると嬉しいです。

タイトルとURLをコピーしました