今回は徘徊感知機器のレンタル商品、家族コール ワイドについてご紹介させて頂きます。
ご利用者様がベッドから降りた時などに素早く対応できるよう、
センサーマットなどで感知してお知らせを送ってくれる商品を徘徊感知機器といいます。
今回紹介させて頂く家族コール ワイドの最大の特徴は、受信機が携帯電話となっております。


携帯電話でお知らせを受け取ることができれば、
外出先や別室・別居先にいても、
ご利用者様が移動されたことを把握することができます。
受信機とのセット商品では、どうしても電波の飛ぶ距離に限界がありました。
この商品は距離といったデメリットをなくした商品になります。


メールアドレスがあれば登録することができます。
パケット通信料はかかりますが、通信契約などは必要ありません。
商品があればすぐに利用することができます。
※メールを受信する際のパケット通信料はかかります。
メールアドレスの設定は、アプリ内で登録を行います。
商品の種類
家族コール Aタイプ
平均価格:1割で1か月/753円


マットタイプの商品です。マットを踏むことによって、お知らせを送ります。
ベッド足元などに設置することが多い商品です。
家族コール Bタイプ
平均価格:1割で1か月/763円
ベッド上に置くタイプのセンサーマットです。
ご利用されている方が起き上がるとお知らせを送ります。
家族コール Cタイプ
平均価格:1割で1か月/775円
超音波・赤外線にて徘徊を感知してお知らせを送るタイプの商品です。
家族コール Dタイプ
平均価格:1割で1か月/710円
ドアなどに設置し、開閉するとお知らせを送ります。
まとめ
昔は携帯を受信機とする商品は介護保険レンタルになじまないとのことで、
中々レンタルすることができませんでした。
商品があっても各市町村でレンタルが認められないことがありましたが、
ようやくレンタルが可能となってきました。
※現在でもレンタルが難しい保険者もあるかもしれませんので、
レンタル時は確認して頂く方が確実です。
今や携帯電話を持っている人が大半なので、携帯で通知を受け取れるのはありがたいですよね。
この商品自体も令和元年から販売されいる商品なので、
まだまだ多くの普及はないかもしれませんが、
利用されている人は、実際に外でお知らせを受け取れて便利ときいています。
いろんな商品の知識を増やして適切な福祉用具を選定しましょう。