車いす対応スロープ

福祉用具レンタル

今回はスロープの中でも、一枚物タイプのスロープについてご紹介したいと思います。

昔はアルミ素材のスロープを二枚引いて、車いすが通れるように設置していましたが、

今では、一枚物のスロープを開くだけで簡単に設置することができます。

商品は二つ折りに折りたたむことができ、

持ち手も付いているので、簡単に持ち運びできます。

新しい商品が出る度に軽量でスリムになっており、

メーカーさんの努力により、年々使いやすくなっています。

そんなスロープを本日はご紹介させて頂きます。

スロープの長さの選び方は??

スロープを選定する際に、段差高さに合わせてどれぐらいの長さがいいのか悩まれると思います。

勾配(傾きの度合い)に応じて長さが変わり、

スロープ長さ(cm)を段差高さで割った数字で

〇〇倍と表現すると長さを計算しやすく覚えやすいです。

下記が一般的に言われる目安の長さになります。

これだけ覚えていれば簡単に必要な長さを求めることができます。

自走が可能な傾斜・・・段差の12倍(傾斜角度5°)

例:10㎝の段差→120㎝のスロープ

介助者が押して登れる傾斜・・・段差の6倍(傾斜角度10°)

例:10㎝の段差→60㎝のスロープ

介助者が何とか頑張って押せる最大傾斜…段差の4倍(傾斜角度14°

例:10㎝の段差→40㎝スロープが必要

ダンスロープエアー2 ダンロップ

ダンロップが出しているダンスロープシリーズの最新商品です。

このダンスロープシリーズはダンスロープ、ダンスロープライト、ダンスロープライトスリムなど

何度も商品が進化しており、改良に改良を重ねた商品となっています。

この商品の大きな特徴としては業界として最軽量クラスとなっています。(2020年8月調べ)

長さ285㎝255㎝230㎝205㎝165㎝125㎝85㎝
重量11.5kg10.5kg9.6kg8.5kg7.0kg5.7kg4.3kg
平均単位数1,100円900円900円800円700円600円500円

スロープを利用するにあたって、重量は大事な選定要素になります。

軽い商品だと設置して頂く方の負担軽減にも繋がりますね。

また、間口の有効幅は69㎝と過去の商品と比べるとスリムになっています。

レッツボード パラマウントベッド

知らない方もみえるかもしれませんが、ベッドで有名なパラマウントベッドもスロープを出しています。

長さ280㎝240㎝200㎝175㎝150㎝125㎝100㎝
重量17.5㎏12.5㎏10.5㎏9㎏7㎏6㎏5㎏
平均単位数表1,000円800円700円600円600円500円500円

レッツボードの特徴としては、幅68㎝とかなりスリムなため、

間口が細い場所でも利用できる可能性が高いです。

また、モノトーンカラーのため、配色にこだわりがある人などは喜ばれるかもしれません。

ケアスロープ ケアメディックス

卸さんでの採用も多く、利用されている方も多いと思います。

長さ285㎝240㎝200㎝175㎝150㎝120㎝100㎝65㎝
重量15㎏12㎏10㎏9㎏8㎏6㎏5㎏3kg
平均単位数1,100円851円708円634円594円550円459円379円

商品の特徴はラインナップが多く、最低長さ65㎝とかなり短い長さから作られている商品です。

有効幅は70㎝となっています。

スロープの四隅には蛍光テープと反射テープが貼付してあり、暗い場所や降雨時でも見やすいように工夫されております。

また、スロープ下端部のエッジがカットされており、

乗り入れ時にフットサポートとエッジが干渉しないように作られております。

また、ケアスロープJ(ジョイント台)を利用すると2台のスロープをつなぎ合わせることができ、

1枚では対応できない段差高さにも対応できる可能性が広がります。

(レンタルはスロープとセットで可能です。)

※150㎝以上のスロープ長さが組み合わせ可能です。

まとめ

今回は簡単に設置することができるスロープについてまとめてみました。

メーカーによって特徴がありますので、利用する場面に応じて適合する商品を選定をしましょう。

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