今回は電動車いす WHILL(ウィル)についてご紹介したいと思います。
メーカーも謳っている次世代型の電動車いす ウィル。
最初に見たときは、真新しいデザインにスタイリッシュなフォルムで衝撃が走りました。
レンタルにならないのかな~と思っていたら、
ついに介護保険でレンタルできるようになり、街中で利用されている方も増えてきたように感じます。
今回は介護保険でレンタルできるウィルの商品を紹介したいと思います。
電動車いすの基礎知識
・電動車いすは免許不要で利用することができ、歩行者扱いとなります。
・最高速度は時速6㎞までと決まっています。スピードは調整することができます。
・車いすは介護保険レンタルでは要介護2以上からとなります。
要介護1以下でレンタルされる場合は、保険者で軽度者レンタルが
認められる場合はそちらをご検討されるか自費レンタルとなります。
・生活防水で多少の雨は問題ありません。ですが、それでも電気製品であり、
視界の悪さや路面が滑りやすくもなるため、雨の中での利用は控えてください。
電動車いすのメリット
電動車いすの大きなメリットとしては、ご自身で外出できる範囲が広がり、
社会参加や外出意欲の向上(閉じこもり予防)の効果が期待できます。
僕が担当しているご利用者様も、ご自身で買い物や通院に行けるようになり、
自立度が高くなった方もいます。
WHILL Model C2
平均レンタル価格:1割で1か月2,695円
ウィルの介護保険でレンタルできる商品となります。
主な特徴
・5㎝までの段差の乗り越えが可能
また、10度までの傾斜は問題なく走行することができ、横に傾斜した道でもまっすぐ走ることができます。


・半径76㎝を1回転できる小回り力
エレベーターの中でも1回転できます。
また、横幅55.4㎝・奥行98.5㎝とコンパクトなサイズとなっており、電車にも乗ることができます。


・コントローラーヘッドにより、片手で行きたい方向へ簡単操作
スピード調整、電源のオンオフもリモコン内についており、簡単に設定できます。
坂道で手を放しても自動でブレーキがかかる仕様になっています。


・5時間充電で18㎞の走行が可能な大容量バッテリー
バッテリーは取り外して自宅内で充電することができます。バッテリー重量も2.7㎏と軽量となっています。


介護保険外レンタル
ウィルは介護保険外でもレンタルできるサービスがあります。
金額は令和4年9月時点では月額 14,800円(非課税)みたいです。
公式サイトから確認することができますので、気になる方がいましたら、ご確認ください。
まとめ
今回はウィルについて書いてみました。
こんなおしゃれな車いすであれば、外出したくなる気持ちも上げてくれるかもしれませんね♪
車の返納に悩まれている方もこのウィルを知ったら、すぐOKされるかもしれません。
電動車いすは外出範囲を広げてくれ、社会参加にも大きく貢献してくれる福祉用具です。
安心安全に福祉用具を活用して、QOLを上げていきましょう。